思わずムカついてしまう?生意気なお嬢様のお話です
続編もございます
https://drive.google.com/file/d/17OcpLbK3p7eKP_Cu8Rj_5hfrH707tLgW/view?usp=sharing
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●がっかりして
はぁ、私専属の使用人を雇っていただけると聞いて、歳の近いメイドさんでも来るのかと期待してましたのに
どうしてよりによって、男性なのですか?
●蔑むように
しかも、同じクラスのあなたが来るだなんて
あなが特待生で、本来ならば私の学校に通えもしない家柄だとは知っておりましたが
まさか、お金のために私の家に雇われるとは思いませんでしたわ
●がっかりして
全くもう、最終的な採用はお父様がしたと言いますが、どんな人事をしているのかしら
かなりのやり手と言われていて、人を見る目は確かだ、なんて言われていますが、早くも目が曇ってしまったのかしら?
●諦めて
まあいいですわ、使用人さん
私、貧乏人にお世話をしていただくつもりはありませんの
●楽しそうに
まあ、可哀想ですから私の権限でクビにするのではなく、仕事を与える事もなく一日ずーっと部屋に控えておいていただいて
それでお給料だけお支払いしますわ
◆少しの間
●楽しそうに
ふふっ、何もしないという命令を与えるだなんて、逆に残酷かしら?
どこだったかの拷問か何かで、ひたすらに穴を掘っては埋める、という労働があるそうですわね
それも大概、辛いと言いますけど、まだ体を動かせるだけマシでしょう
●言い聞かせるように
あなたはそこで一生、何をするでもなく息をしているだけ
●楽しそうに
もちろん、立ちっぱなしでいろだなんて言いません。あなたが今まで一度も座ったことがないような高級ソファをあてがって差し上げます
ですが、それに座っているだけです
他には何も仕事を与えません。逆に言えば他の仕事をしてはいけません
でも、それだけで一日で……何万円でしたっけ?
まあ、私にしてみれば子供のお小遣いのような額ですが、報酬をお支払いするのです
辛いかもしれませんが、割はいいお仕事でしょう?
●言い聞かせるように
それでは、精々頑張りなさいな
貧乏人♪