●台本●文芸部の小柄な先輩が実はヤンデレ吸血鬼だった

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 ハロウィンらしい?ヤンデレ吸血鬼の女の子の台本になります

11文芸部の小柄な先輩が実はヤンデレ吸血鬼だった.txt

 

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    ■戸を開く音

    ●優しくねぎらうように
     お疲れ様。今日も一緒に居残りしてくれて、ありがとう

    ●少しめんどくさそうに
     この学校も変わってるわよね。ハロウィン当日に文化祭をやるなんて
     そのお陰で、演劇部でもないのにこうやって仮装のための衣装を作らないといけないんだもの
     私はもっと静かに文芸部としての活動がしたかったのに、いい迷惑……

    ●取り繕うように
     なんて、ごめんなさい。ついつい愚痴ってしまって

     ね、そっちの衣装はどう?

    ◆少しの間

     うんうん、すごくいい感じじゃない。ちょっと羽織ってみて?

    ◆少しの間

     ふふっ、かっこいいわ。ちゃんと吸血鬼っぽく見える

    ●少し小声で
     まあ、ホントの吸血鬼はそんないかにもな衣装は着ないけどね

     私の方はどう?衣装は黒いワンピースがあったから、それでいいから、って帽子にこだわってみたんだけど

    ◆少しの間

    ●少し不満そうに
     可愛い?ねぇ、それって本気で言ってる?

    ●ささやき。少し甘えるように
     どっちかと言うと、奇麗って言ってほしかったな

    ●楽しそうに
     ふふふっ、びっくりした?

    ●優しくたしなめるように
     でも、先輩に対してちょっとデリカシーないわよ。可愛いが通用するのは同い年まで
     年上に可愛いなんて、子供っぽいって言ってるみたいじゃない

    ◆少しの間

    ●意外そうに
     けど本当に可愛かった?

     うーん……可愛い魔女っ子じゃなくて、セクシーな魔女のつもりなんだけど
     一応、やるからにはちゃんとした仮装にしたいのよね。チャラチャラしたただのコスプレじゃなくて

    ◆少しの間

     ま、いいわ。ディティールにはもうちょっとこだわるとして、今日はこれぐらいにしておきましょう
     それよりも、ほら。差し入れのお菓子よ
     この時期はカボチャやおばけの形の可愛いお菓子がたくさん出ていて楽しいわよね

    ■お菓子を食べる音

    ●嬉しそうに
     うんっ……美味しい。疲れている時の甘いものは格別ね
     あっ……ほっぺたにチョコ、付いてるわよ
     違うわ、そっちじゃなくて……

    ●ささやき
     もうっ、取ってあげる

    ◆少しの間

    ●ささやき
     ふふっ、とっても甘い……

    ●ヤンデレっぽくささやき
     でもね、私にとっては君の方がずっと甘くていい匂いがするわ

     本当は隠していたかったんだけど、もう無理……
     文化祭の準備を二人でしていて、今まで以上に近い距離で一緒に過ごす事が増えて
     私ね、もう我慢できなくなってしまったの

    ●ヤンデレっぽく。淡々と言うイメージです
     君の匂いが……君の血の匂いが、美味しそうでたまらない
     横顔を見ていると、その無防備な首筋に噛み付きたくなってしまうの
     ねぇ、想像して?人間の血って私にとっては甘くて美味しいのよ
     トマトジュースなんて比べ物にならない。それよりずっと芳醇(ほうじゅん)な鉄の匂いが鼻をくすぐるの
     舌で感じる血液の熱さは、魂の暖かさ
     それが口の中に、喉へと流れ込んでくる時の快感は、脳を痺れさせるぐらい

    ●甘えるように。でも威圧的に
     ね、逃げないで?ううん、もう絶対に離さないわ
     振り払おうとしても無駄よ。吸血鬼に人が力で勝てる訳ないじゃない

    ◆少しの間

    ●不思議そうに
     なんで信じられないって顔をしてるの?思えば、不思議な事はたくさんあったじゃない

     寒がりだから、ってだけの理由で真夏の暑い日だって長袖を着ていたし、体が弱いからって体育は見学してるって話していたでしょう
     あれは全部、日光を避けるためだったの。登校する時なんて必死なのよ。真っ黒な日傘で日光を避けて

    ●ヤンデレっぽく、淡々と
     それだけ苦労して私がこの学校に通っていたのは、あなたのため……あなたに出会う前は、あなたみたいな素敵な人を捜していたの
     吸血鬼の飲む血はね、人間なら誰でもいい訳じゃないの
     魂の相性がいい人間の血が一番。相性は血の匂いでわかるわ
     あなたは、私とすごく魂の相性がいいの。あなたの血なら、ほんの一滴でも一人の人間の血液全部よりも栄養を得られる
     だからね、ずっと私はあなたの血を飲んでみたかったの
     男の子だからって力仕事を色々やらせちゃったのも、そのせい。危ない事をして、怪我をしてくれないかな、って
     でも君ってば注意深くて、一度も切り傷を負ってくれなかった
     そのせいでずっとお預けさせられていて……でも、もう我慢できないわ

    ●うっとりとして。ここから何度か、理性的な部分と欲望をむき出しにした部分を繰り返します
     あなたの匂いを近くで嗅ぎ続けていて私……(匂いを嗅ぐ)すんっ、すんっ……もう、ダメなの

     吸血鬼は高貴な種族、気高くいないといけない。でも、私はもう自分の欲望に勝てないのよ

    ●ささやき
     ね、あなたの血、飲ませてくれるわよね

     私は知っているわ。あなたが私に憧れてくれているって事
     だって、前から目が合う度に嬉しそうな顔をしてくれるし、今だって……怖がっているようで、喜んでいるんでしょう?

    ●ささやき
     こんなに私に迫られて、ドキドキしているんでしょ

     だからいいじゃない。ほんの少し、献血で血を抜く量ぐらい、飲むだけだから

    ●うっとりして
     多分、一度飲んだら中毒になっちゃうから……これから週に1回は求めてしまうだろうけど

     でも、たったそれだけでいいのよ

    ●うっとりして
     (匂いを嗅ぐ)すんすんっ……ふぁぁっ……すごく、甘い匂い……
     君の清くて美しい魂そのものの匂いがするの
     そのいけない匂いが、私をおかしくさせてる……

    ●優しく諭すように
     ね、私に血を捧げてくれる眷属になってくれたら、あなたも不死になれるのよ
     ずっと若いままでいられるし、私というご主人様に養ってもらえる
     悪い取引ではないでしょう?

    ●うっとりして
     だから、ほらっ……(匂いを嗅ぐ)すん、すんっ……ああ、いい匂い……
     早く飲みたい……思いっきり血を飲みたい……君が干からびるぐらい、欲望のままに……

    ●ささやき
     ねぇ、いいでしょう?たった一噛みだけ

     動かなければ痛くならないわ。むしろ気持ちよくなれる筈よ

    ●ささやき
     だから、私に君の血を飲ませて。これからの私と君の永遠のために

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