こちらの動画のシナリオを担当させていただきました!
今回はツンデレ!ちっちゃいけど、お姉さんぶりたい。でもポンコツな先輩に耳かきをしてもらうお話です
色々と可愛い要素が盛り盛りで、これで可愛くない方がおかしい!そんな女の子ですよね
個人的に、特に学生の先輩の女の子って、がっつり大人びたお姉さん系というよりは、可愛らしい人が好きだったりします
適度にいじって、可愛い反応を楽しんだりして。先輩としては「むーっ!」って感じかもしれませんが、その怒る姿もまた可愛い……そういう関係が大好きですね
なんだか、ツンデレキャラを書く度に言っている気がするのですが、私は本来的にはツンデレはあまり得意ではありません
ツンデレ全般というよりは「暴力系ツンデレ」に代表されるような、理不尽に主人公を罵ったり、トゲトゲしすぎる態度を取ったり。そういう「いわれのないツンをぶつけてくる子」が苦手と言いますか
そして、私はやっぱり自分が理解できない、自分が愛せない子は書けないので、どうしてもツンデレを書く場合はツンが弱めになって「ちょっと強気」ぐらいの味付けになってしまっているなぁ、という自覚はあるんですが、がっつりトゲトゲしいツンデレはやっぱり愛せない、愛らしいキャラとしてどうやっても仕上げられる自信がない、ので忌避させてもらってます
なんで全力で言い訳をしてるんだ
激しいツンデレが好きという方はいると思うので……!
その辺りの層の方には、サーセンを言わせていただこうかなぁ、と思いまして
ただ、音声作品、特に掛け合い形式ではない、一方的にヒロインが話すタイプの作品で「刺々しいツンデレ」というのは難しいとも思うんですよね
というのも、きっついツンを「理不尽なく描く」ことを目指そうとするならば、主人公が罰を受けて当然のことをしなければならない訳です
「昔の暴力ヒロイン」の場合、大抵、主人公がスケベで体を触ったとか、裸を見たとか、そういう女の子に怒られてしかるべき理由があり、その報復としてビンタされたり、思い切り怒鳴り散らされたりしていた訳ですが、音声作品において聞き手がそういうスケベなことをした、とするのはそれこそ理不尽な舞台設定になりますし、いわゆるラッキースケベ的にそういうことが起きてしまい、結果として報復を受ける、というのはやっぱり理不尽になってしまう訳で、とりあえず私が納得する形でのきついツンは書けないな……と思ったりしています
なので私は、結果としてマイルドツンを書くのが基本になるなぁ、と考えています
刺激が足りないという方はごめんなさい!
ヤンデレなら理不尽じゃなく愛の形として受け入れているので
どんなヤバイことだって書けますので、刺激はそちらに求めていただければ!
違う、そうじゃない
ヤンデレはねぇ……愛なんですよ(ヤンデレ好きおじさん)
ほら「だけどそれってボクの愛なの」という歌詞のある名曲もあるじゃないですか
愛ゆえの凶行は、愛なので仕方ないんです。動機を一応は理解して、納得を得ることができるんです
なんだか脱線してしまいましたが、可愛い先輩との時間をお楽しみいただければ幸いです!
「小動物系」って、ただ小さくて可愛いだけじゃなく、警戒心が強かったり、自分を大きく見せようと頑張ったりしているのを含めて、属性として完成されていると思います