ヒミツのサンタクロース

 それからの話。
「大輝、成績よくなったなぁ!」
「本当、よくがんばってるわね」
「うん!勉強、すっごく楽しいし、頑張っていい点数を取ったら、みんな喜んでくれるもん!」
「そうかそうか。でも、パパたちが喜ぶのは、いい点数を取ったのが見たいんじゃなく、お前がしっかり勉強をしているからだぞ。もっともっと勉強して、賢くなろうな」
「うんっ……!僕、もっと頑張るよ!!」
 少年は前まで以上に勉強に打ち込むようになった。その理由は……。
「見て、星楽お姉ちゃん!また百点取ったんだ!」
「おー、えらいえらい!じゃっ、ご褒美におっぱいしたげるね♪」
「やったー!!」
 それからも、定期的に星楽は彼の部屋にやってきて、いい点数を取った答案用紙を見せるとエッチをしてくれるから。
 逆に点数が悪い場合は……。
「うーん、八十点?悪くないけど、一気に落ちちゃったねぇ?」
「そ、それは……えっと、難しくて」
「そっかぁ。じゃ、お仕置きにパパさん、いじめちゃうね」
 彼の父親が呼び出され、少年の目の前で惨めにイき狂うのを見せつけられるのだった。
「サンタはよいこにプレゼントを運んで、悪い子にはお仕置きをするものだからね。メリークリスマス♪」

 今日もどこかで、星楽はサンタのお仕事に励んでいる。

1 2 3